Lightroom

LightroomにPCI Express 4.0 NVMeのSSD使用で高速化

LightroomにPCI Express 4.0 NVMeのSSDを使用で高速化

ベンチマーク環境
CPU:AMD Ryzen9 3900X
MB:ASRock X570 Creator
Memory:G.Skill F4-3600C18D-32GTZN(16GB×2)
GPU:NVIDIA Quadro P400
SSD:PG3VNFシリー(CSSD-M2B1TPG3VNF) 1TB

比較として手元にあったNVMe接続のSSD(PCI Express 3.0対応の製品、以下比較用SSD)も同条件で測定した。
比較用SSDを用い、同条件で比較をしたところ、PCの起動やLightroom、Photoshopの立ち上げ速度、RAW→JPEGへの書き出し速度、約7万枚のLightroomカタログの操作感はほぼ同じ結果となった。
あくまでも推測だが、RAW現像程度の作業負荷であればPCI Express 3.0の比較用SSDでもストレージの速度としては十分な速度がでており、他の部分がボトルネックとなってマシンやアプリがPCI Express 4.0のスピードをいかしきれていなかったのではないかと考えられる。
いくつか比較した中で唯一差が出たのがLightroomのカタログ転送スピードだ。
カタログ転送時間
・CSSD-M2B1TPG3VNF:12分47秒
・比較用SSD:13分54秒
※SanDisk Extreme Portable SSD(SDSSDE60-500G)からの転送
検証のために約7万枚のカタログおよびプレビュー(元画像は含まず)をNVMe SSDに転送したところ、PG3VNFが12分47秒、比較用SSDが13分54秒と1分以上の差を付けた。

Intel Corei7 8700K PCと検証機の比較

筆者の普段使いOC構成
CPU:Intel Corei7 8700K
GPU:NVIDIA GTX1070
Memory:PC4-19200 48GB
SSD:500GB / 1TB[ともにPCI Express 3.0]

  RAW100枚書き出し時間 1枚あたりの時間
筆者のマシンCorei7 8700K 5分10秒 3.10秒
検証機
Ryzen9 3900X+PG3VNF
1分55秒 1.2秒
筆者のマシンCorei7 8700Kは非力な構成ではないが
Ryzen9 3900XとPG3VNF(PCI Express 4.0 NVMeのSSD)の組み合わの方が数段速い。


最新鋭SSD導入で写真管理はどう変わるのか参照

Lightroomのカタログ保存場所

Lightroomのカタログ保存場所

SSDが良い

カタログ保存用ドライブ

出来ればSSDなどの超高速ドライブで運用するのがいい
(中略)
小さなデータを頻繁にやりとりするカタログの保存先はSSDが最適

Lightroom のカタログは,大体の体感では2万枚越えると反応がすごく悪くなります スクロールに表示更新が付いてこず,プチフリーズ状態(おおげさか)になったり (中略)
それならばランダムアクセスの速いSSDドライブにカタログを置けば反応が良くなるのでは?
SSDにカタログを置いた結果
大正解でした.スクロールにほとんど遅延がなく,素晴らしく快適です.カタログ中の写真総数は10万枚越えてますが,カタログファイルは全部で40GB越えたくらい
参照サイトの結論
最近はSSDも驚くほど安くなってきています。どうせなら128GB程度のSSDを1台、システムドライブSSDとは別にLightroomカタログ専用SSDとして搭載してもいいくらいだと私は思います。
現在すでにシステムドライブにSSDを採用していて容量に空きがあればそこにカタログを保存をおすすめします。
Lightroomでカタログを保存するのはSSDとHDDどちらが良いかを調べた結果より
おすすめサイト

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